2017年8月24日木曜日

世界一 有名なおじいさんの話

こんにちは。河合です。
いや~ 5カ月も空いてしまった。
久しぶりのブログです。

連日の30℃超え。
太陽も全力で照らす。
周りの環境が全てパワフル。
そんな夏も後半戦です。

夏の過ごし方と言えば、
花火大会や海水浴。
避暑地でのんびりなど、色々な楽しみ方あります。

人も多く集まる所には、屋台なんかも多く出ます。
焼きぞば・たこ焼き・今川焼。
ジャンキーなものがとても美味しい!()
そんな食べ物の中に
こんな素敵なお話があります。



その男は、3人兄弟の長男として生まれました。父親を幼い頃に亡くし、物心がつく頃には、母親と弟と妹の4人で、ギリギリの生活をしていました。

安定した仕事も見つからないままただ月日だけが流れ、40代目前に、彼は人生の転機を迎えます。

なんと一念発起し起業したのです。
それは「ガソリンスタンド」でした。

経営は苦しみながらも彼の丁寧なサービスで、少しずつそのガソリンスタンドは繁盛していきました。
ある程度お金が入るようになり、彼は小さい頃から唯一得意だった「料理」を使って、カフェをオープンします。
ガソリンスタンドとカフェ。
彼のサービスは丁寧と評判が良く売上は順調に伸びてきました。

しかしそんな矢先再び悲しみが彼を襲います。

彼のガソリンスタンドの近くに大きなバイパスが出来てしまったのです…
彼のガソリンスタンドに入る車の数は減っていき、それに伴って売上もみるみるうちに下がっていきました…
様々な取り組みを行って何とか生き残ろうと失敗に終わりました。
ガソリンスタンドは倒産しました…


悲しみはまだ終わりません。
不運にも、望みの綱だったカフェも、大規模火災で、全て跡形もなく消えてしまったのです…
この時、彼は65歳。
65歳の彼に残ったのは、多額の借金と、大きな絶望感…
それ以外は、全て失ってしまいました。


…しかし、彼は諦めませんでした。


彼は大好きだった料理を使って再びビジネスを起こします。
それは、「フライドチキンのレシピを レストランに教える代わりに、 売れたチキン1つにつき5セント受け取る」というものでした。
車1台で全米中を駆け巡り、何度も何度も様々なレストランに契約の交渉をしにいきました。

この時、彼はもう70歳間近です。
しかし、これも全くうまくいきませんでした。
それもそのはず…
70歳近いおじいちゃんが急に来て、「レシピを教えるから金をくれ」と交渉するのですから、無理もありません。
断られた数は、1009回にも上るそうです。


それでも彼は諦めず、なけなしの年金をはたいて、ガソリンを買い、毎日のように車で営業に出かけました。

そして、1010回目の営業…
ついに契約を勝ち取ることに成功したのです。
彼のフライドチキンは瞬く間に全米中に広まり、数年で600店舗を超えるまでに成長しました。

そして現在、彼のフライドチキンは、「ケンタッキーフライドチキン」として、全世界の人々に愛されています…

これは、白い髭と黒縁メガネが印象的な、カーネルサンダース氏のストーリーです。

彼は、何度も絶望を味わいながらも失敗を恐れずに、常に行動し続けました。
そして、結果的に成功を勝ち取ったのです。

このストーリーから、私たちが学ぶべきところ。
それは、「失敗を恐れずに 行動を起こしたものだけが 成功を手にすることができる」
ということではないでしょうか。