2016年9月6日火曜日

『自称』専門家の親切なアドバイスに負けない方法

頼んでもいないのに、
あれこれ忠告してくる人と
隣り合わせになってしまった。
こんな経験はありませんか?

先日私は、ある男性の隣に座りました。
男性は私のキャリアを知っていて
感銘を受けたそうです。
私がおとなしく男性の話に耳を傾けていたので、
彼は私の仕事についてアドバイスをしたくなったようです。

私に
「患者さんにどう見られているかを常に考えた方がいい」
としつこく言い出しました。

私は心の中で苦笑してしまいました。
というのも、ふと男性の靴に目を落とすと、靴は磨かれていませんし、
くたびれているだけではなく、デザインも少し古臭かったからです。
最初は私も礼儀正しく話を聞いていました。
自分が話すより人の話を聞く方が多くを学べるからです。
それに初対面の相手だったので興味もありました。
すると男性はますます得意満面。
あれこれ言ってくるのです。

そこで
「どのようなご経験からそう思われるのでしょうか?」
と訊いてみることにしました。
するとおかしなことが分かったのです!
男性は、マーケティングをオンライン講座を
受講したと言います。
それでその分野のエキスパートに
なったつもりでいたのです。

彼にはおかしなことが3つありました。
  1. 男性は自分が習ったことを実践したことがなかった。
  2. 私の仕事のことも正確には知らなかった。
  3. 誰も彼にアドバイスなど聞いていなかった。


うんざりしてきた私は、ある質問をちょっと試してみようかな?
と考えていました。
頼まれてもいないのにアドバイスしたがる人にこう言うのです。

「アポイント帳を見せてくれれば私のもお見せしましょう。
あなたが私よりも多かったら、あなたの話を聞きましょう。
そうでなければ、余計なお世話!」

“いさかい”を避けるため、その案は見送りましたが、
このように他人の人生や仕事に首を突っ込み、
一方的な意見を言う権利があると
思っている人について考えてしまいました。

小さな親切?大きなお世話??


運転の仕方、子どもの育て方、
お金の使い方、仕事の仕方など全てにわたり、
頼んでもいないのにアドバイスしたがる人たち
私たちは社会や学校、善良な親から、
自分の意見より人の意見を大切にするよう刷り込まれています。
批判されたら、そこから反省点を汲み取りなさい、
彼らの意見に一理ないか考えて、もし一理あるなら、
そこからどうやって学び、成長できるのか、
自分自身に問うてみなさい、と。

でも、ためにはならない情報だと
直感で察したら、そんな情報は無視しましょう!
大切なことは優れた判断力を持つことです。
私は、大まかなルールとして守っていることがあります。
それは、、、

  • 投資やお金の使い方について、自分よりお金を持っていない人の意見や批判は決して聞かない。
  • 健康について自分より健康でない人の意見は決して聞かない。
  • 人間関係について良好な人間関係を保てない人からの意見は決して聞かないこと。

です。

でもこういう人たちこそ、頼んでもいないのに
アドバイスや意見を言うのが大好きで、
「普通」「常識」という言葉を使い、心の平安をかき乱します。
自分の直感に耳を傾けることを
ためらわせるようにし、
専門家のアドバイスが必要だと
ほのめかす危険な人々です。

もちろんアドバイスをしてくれる人が、全て悪いわけではありません。
アドバイスをしてくれる人が、本当にアドバイスする資格がある人がどうか、
しっかり見極める必要があるということです。
そしてたとえ資格がある人であっても、そのアドバイスが自分に役立つかどうか?
きちんと判断しなくてはいけません。
自分の力を他人に預けてしまうことがないようにしましょう!

他人がアドバイスしてくる時は、自分の心の中の声に耳を澄ませましょう。
人の話にいつ耳を傾けるのか?それとも傾けないのか?
鍵となるのは、自分の内側にある知恵に自信があるかどうかなのです。

自分に自信をもって、頑張りましょう。


2016年9月3日土曜日

写真を綺麗にとってもらう方法

これは、 夏休みに自分で撮った写真です。
良く撮れているでしょう。
僕は、写真が趣味です。
今日は、写真に興味のある人だけが知っている
「写真写りが良くなるポイント」をお教えします。 
自然な感じのステキな写真が撮れるかどうか、
ぜひこのコツを試してください。

写真写りが良くなるコツ

カメラに向かって
必ず斜めに立ちましょう。

その方が写真に動きがでるし、
体型もほっそりと見えます。

そして少し上のアングルから、
顔は斜めに向いた状態で
撮ってもらうのが
間違いのない角度です。

前方の肩は少し下げて、
首は長く伸ばします。

女性は、少し上を向いて眉を
わずかに上げましょう。
こうすると目が大きく写ります。

男性は、少しだけ顎を突き出すと、
表情が力強くなり、
二重あごの防止にもなりますよ。

 

写真を撮る前に、
唇を上下の何度か軽く合わせます。

唇の血行を良くすることで、
唇がより大きく、唇の色もよくなります。

頬は軽くつまんで赤味を出します。

昔ながらの方法ですが、
魔法のような効果があるのです!

 

目をつぶらないためには、
写真を撮る人に3つ数えてもらいましょう。

2で瞬きをすると、
3で目を開けた時には
キラキラと大きな目になっているはず。

 

写真を撮る場所にも気を配りましょう。
自然光や光が
十分に当たる場所や背景を選びます。

写真を撮る場所は
積極的に探してください。

自分よりも下の
アングルからは撮るのはNG。
下から撮ると太って写ります。

 

写真を撮る時は、
できるだけリラックスして楽しむこと。

写真を撮られるのが
嫌だと思っていると、
その感情がしっかり写真に現れます!

写真用にかしこまった顔を
しなくても大丈夫。

笑っている顔、何かを見ている顔、
楽しんでいる顔が
最高の写真になるのです!

 

写真は1枚だけではなく
何枚か撮ってもらいましょう。

「平均の法則」が働いて、
1枚は絶対に素敵な
写真になっているはず!

是非取り入れてみてください。

2016年9月2日金曜日

竹 ~急成長の裏側~


そう、この竹です。誰も知っている竹ですが、実は、意外なトリビアがあるのです。




成長しない日々


実は、竹は、4年もの間、一向に高くならないのです。蒔いてから4年間は、小さな芽が出るだけ。全然、成長が見られないのです。 
なぜ、竹は一向に高くならないのか?というと、実は、その4年間の間に、土の中に深く、深~く根を張り続けているのです。竹は20m以上の高さになります。当然、それだけ高く成長するのであれば、しっかりとした根が必要になるわけです。まず、しっかりと根を張ることで、背の高い幹を支える土台を作っていたのです。そしてしっかりとした土台が出来たとたん、あとは、一気に目に見えるように成長していく。 ピーク時には、1日に1mも高くなることがあるそうです。それだけの急成長をしても、20mを超す高さになっても、根がしっかりしているから、感単に折れるということはないのです。 
竹も最初の4年間は成長しています。だけど、その成長は目に見えません。
これは、あなたの今やっていることや、チャレンジしていることにも言えるかもしれません。頑張っているけど、結果が出ない。成長している気がしない。 
今、結果を出している人も、最初から上手くいっていたわけではないかもしれません。4年か、それ以上苦労して、努力し続けていたのかもしれません。竹の成長を横で見ている様に、1年で急成長していると見えるかもしれません。 

諦める?


しかし、見えない所で、4年もの間、成長するための土台づくりをしっかりとやってきたわけです。すぐに結果は出ないかもしれませんが、焦らず、継続していくことで、5年後に一気に成長しているかもしれません。5年といえば、長く感じるかもしれませんが、人生における5年間はそれほど長いものではないのではないでしょうか? 土台がしっかりしていれば、ちょっとやそっとでは倒れることはありません。4年間の土台作りをすることで、あとはずっと高い位置を保てるなら、取り組む価値はありますよね。がんばっているけど、結果が出ないと、落ち込んでいる人は、ぜひこの話を覚えておいてくださいね。